小児歯科
pediatric dentistry〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤10-10-14(北浦和駅西口 徒歩5分)
048-789-6660
小児歯科
pediatric dentistry小児歯科は成長発育期にあるお子さんのむし歯の予防や治療を専門に行う診療科です。歯は生後約6ヶ月頃に乳歯が生えはじめ、2歳半頃までには約20本の乳歯が並ぶといわれています。そして6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、13~15歳頃には、ほとんどの永久歯が生え揃います。そうしたお子さんの歯の成長を視野に入れ、永久歯に悪い影響を与えないよう治療計画を立てながら診療を進めるのが小児歯科の大きな特徴です。むし歯・歯周病(歯ぐきの炎症)の予防と治療、歯並びやかみ合わせの矯正などを、成長に合わせて継続的に行うとともに、生活習慣や食生活の改善指導も診療の一環としています。
成長過程にあるお子さんの口の中に関して、不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
このようなお悩みや症状がありましたらぜひご相談ください
お子さんの歯の健康は長い目で見ていくことが大切です。ぜひ私たちと一緒にお子さんの歯を守っていきましょう!
乳歯だからといってむし歯になっても問題ないと考えることは、大変危険なことです。乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備するための役割があったり、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、あごの骨の成長や知能の発達、正常な咬み合わせにも影響を及ぼしています。
さらに、むし歯は感染症であるため、むし歯がある状態で抵抗力の弱い新しい永久歯が生えてくると、永久歯がむし歯になるリスクは高まります。
生えたての永久歯は、乳歯と永久歯が混在することで歯並びがでこぼこしてしまう傾向にあり、表面が粗く汚れが付きやすかったり、抵抗力が低い状態です。つまり、むし歯になりやすいデリケートな時期ということです。
また、永久歯がなかなか生えてこなかったり、乳歯が抜けないなどこの時期のトラブルはつきものです。子どもの歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態で、むし歯菌はいないと言われています。では、なぜむし歯になるのでしょうか?
むし歯は感染症です。つまり、お口のスキンシップなどを通して周囲の大人の方から子どものお口にむし歯菌がうつり、むし歯に感染してしまうのです。
むし歯菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間です。
この生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間に、子どもと同じ箸やスプーンを共有しない、咬み与えをしない等、お口のスキンシップを控えることで、成長した時のむし歯の本数を少なくすることができます。
また、24歳(またはその前後)を過ぎると、新しくできるむし歯の本数はとても少なくなります。子どもへのむし歯菌の感染に十分注意しながら、成人までむし歯のない健康な歯を維持することができた場合、一生、むし歯のない健康な歯でいられる可能性が高いということが言えます。
乳歯は永久歯よりも柔らかいため、むし歯になりやすく、痛みなどの自覚症状もほとんどない状態で急速に進行します。歯の溝の奥や歯と歯の間から無症状で進行することもあり、外からではほとんど気づかないこともあります。また、乳歯がむし歯になると、口の中でむし歯菌が増え、新しい永久歯もむし歯になりやすくなります。
子どものむし歯の原因にはいくつかの特徴があります。まず、「歯みがきが上手くできない」ということです。歯の汚れ(歯垢)を落とすには、正しい歯のみがき方を覚える必要がありますが、その技術が未熟なため磨き残しなどが生じ、それがむし歯の原因となってしまいます。また、乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄いことも挙げられます。そのため、むし歯菌による浸食が早く、進行しやすくなります。乳歯が永久歯と比べて溝が多く深いことも原因の一つで、食べかすがたまりやすく、磨き残しも多くなりがちです。
むし歯には必ず原因があります。せっかく治した歯や新しい歯がむし歯にならないようにしっかり予防していきましょう。

幼少期のうちから歯みがきの習慣をつけることはとても大切です。お子さんが痛い思いをして歯みがきを嫌がってしまわないように、歯ブラシを少しずつ口に入れて、口の中を触れる感覚に慣れさせていきましょう。むし歯になりやすい、汚れが残りやすいという部分がありますので、そのようなところを重点的にみがきましょう。正しい歯みがきの仕方を歯ブラシの持ち方からアドバイス致します。お母さん向けに、仕上げの仕方などもお伝えします。

フッ素はむし歯菌から作られる酸の生成を抑制する働きが期待できます。とくに乳歯や生えたての永久歯にむし歯の予防効果が大きいとされています。フッ素塗布によるむし歯予防は、乳歯が生え始める1歳前後から始め、3~4ヶ月に1回程度、定期的に継続するのが良いでしょう。ただし、フッ素を塗ったからむし歯ができないというわけではありませんので、お子さんご自身の歯みがきやお母さんの点検みがきは忘れずに行うようにしましょう。

シーラントはむし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用プラスチックで塞ぎ、汚れがたまらないように処置する治療です。プラスチックは時間の経過で溶けていき、体内に入っても害はありません。乳歯は形が複雑なため、シーラント処置は効果的です。とくに奥歯の深い溝は汚れがたまりやすく、むし歯になりやすいところです。奥歯が萌出したらできるだけ早いうちに溝をコーティングするシーラント処理をお勧めします。

当院では、お子さんが自分から行きたくなるような歯科医院をめざしています。スタッフ一同で、お子さんが楽しみながら定期的に治療を受けてもらえるような工夫をしています。
一般的な歯医者さんで治療がうまくいかなかったというお子さんや、小さなお子さんでもお気軽にいらっしゃってください。
厚生労働省の「歯科疾患実態調査」によると、小・中学生の4割が歯肉炎というデータがあります。学校の歯科検診などで歯肉炎を指摘される子どもは多く、年々増加傾向にあるといわれています。
歯肉炎とは、細菌のかたまりである歯垢が引き起こす歯肉の炎症で、腫れたり、出血しやすくなったりする状態をいいます。子どもの歯周炎は、歯を支えている歯槽骨の歯周組織には大きな変化はみられません。しかし、放置してしまうと、大人になって歯周病にかかり、歯が抜け落ちてしまう可能性もありますので、きちんと治療しておくことが大切です。
一般的な歯肉炎は痛みを伴いません。そのため自分では気づきにくく、放置してしまうことも多い疾患です。時々お口の様子を見て、「歯間部分の歯肉が赤く丸みをおび、ブヨブヨした感じがないか」「歯磨きや食事などの軽い刺激で、歯肉から出血していないか」などをチェックしてください。健康な歯肉はピンク色で引き締まっています。子どもの歯肉炎には、最も多くみられる不潔性歯肉炎(歯垢がたまることで、歯茎の発赤、腫脹、出血症状などが起こります)、萌出性歯肉炎(永久歯が生える時に起こります)、思春期性歯肉炎(10〜15歳に思春期のホルモン変化により、起こりやすくなります)などがあります。
歯肉炎と診断されたとしても、正しく歯みがきをして、定期的なクリーニングなどを受け、しっかりケアをすれば多くの場合改善します。ご家庭で有効なのが歯ブラシによるブラッシングです。歯と歯肉の境目に歯ブラシの毛先をあてて、軽く振動させるように動かしてください。磨き残しがないように数週間程度続けると、出血もなくなり健康な歯肉に戻ります。歯ブラシの仕方に不安のある方はご相談ください。
歯肉炎は歯周病へと移行させないことが大切です。たかが歯肉炎と、放置せず、ご家庭での正しい歯みがき(ブラッシング)と、歯科でのクリーニング(プロフェッショナルケア)などを利用して、しっかり治療しましょう。

マイオブレイスは口腔周辺筋の訓練(筋機能効果)を目的としたマウスピース型の矯正装置のことです。マウスピースを装着し口の周りの筋肉と舌を鍛えることで正しい歯列へ導きます。間違った舌位置や口呼吸のような筋機能癖を正し歯並びや顎の発達に良い影響を与え歯列を改善します。
現在の成長の過程で歯列が改善されたら、いったん治療は終了ですが大人の歯がある程度生えそろう中1くらいまで装着したほうがベターです。通院回数は、マウスピースに慣れて来たころには3ヶ月に1度の通院です。
舌と口をよく動かすと、自己免疫力が向上すると言われています。あいうべ体操は、舌の位置を改善し、口呼吸から鼻呼吸へと促してくれます。また、風邪・インフルエンザ・花粉症・アトピーなど様々な症状に効果を上げていることも証明されています。ぜひご家族みんなでやってみてください。“あいうべ体操”で検索するとたくさん出てくるので、良かったら調べてみてください。その他の口腔周囲筋の訓練についてはメインテナンス時にお話しさせていただきます。