さいたま市北浦和の歯科・歯周病治療なら よしの歯科クリニック

  • 048-789-6660
  • 埼玉県さいたま市浦和区常盤10丁目10−14

WEB予約

小児歯科

Pediatric dentistry

Pediatric小児歯科

乳歯の虫歯も治療が必要です

乳歯だからといって虫歯になっても問題ないと考えることは、大変危険なことです。乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備するための役割があったり、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、あごの骨の成長や知能の発達、正常な咬み合わせにも影響を及ぼしています。

さらに、虫歯は感染症であるため、虫歯がある状態で抵抗力の弱い新しい永久歯が生えてくると、永久歯が虫歯になるリスクは高まります。

生えたての歯はとてもデリケートです

生えたての永久歯は、乳歯と永久歯が混在することで歯並びがでこぼこしてしまう傾向にあり、表面が粗く汚れが付きやすかったり、抵抗力が低い状態です。つまり、虫歯になりやすいデリケートな時期ということです。

また、永久歯がなかなか生えてこなかったり、乳歯が抜けないなどこの時期のトラブルはつきものです。子どもの歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。

虫歯になりにくい口へ

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態で、虫歯菌はいないと言われています。では、なぜ虫歯になるのでしょうか?

虫歯は感染症です。つまり、お口のスキンシップなどを通して周囲の大人の方から子どものお口に虫歯菌がうつり、虫歯に感染してしまうのです。

虫歯菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間です。
この生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間に、子どもと同じ箸やスプーンを共有しない、咬み与えをしない等、お口のスキンシップを控える事で、成長した時の虫歯の本数を少なくすることができます。

また、24歳(またはその前後)を過ぎると、新しくできる虫歯の本数はとても少なくなります。子どもへの虫歯菌の感染に十分注意しながら、成人まで虫歯のない健康な歯を維持することができた場合、一生、虫歯のない健康な歯でいられる可能性が高いということが言えます。

虫歯の予防

歯磨き指導
1.歯磨き指導

子どもが歯磨きを好きになるように丁寧に指導致します。
歯磨き、ブラッシング指導では、虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

フッ素塗布
2.フッ素塗布

萌出したばかりの乳歯は歯質がまだ脆弱なため、歯の表面にフッ素を塗布することにより、唾液中に含まれるミネラルを取り込みやすくすることで再石灰化を促進します。

シーラント
3.シーラント

虫歯になりやすい奥歯の溝の部分にプラスチックを流し込み、虫歯の予防をする処置です。歯を削らずに行えるため、痛み無く治療できるのが特徴です。

削らない虫歯治療(カリソルブ)

カリソルブ

北欧、スウェーデンのカリソルブ治療は、虫歯を削らずに治療を行いますので痛みを伴いません。
スウェーデンで1998年に認可されてから、ヨーロッパをはじめとした世界各国で一般的な治療として普及してきています

カリソルブとは歯科用の材料として安全性が確認されている次亜塩素酸ナトリウムとアミノ酸を使用した薬剤です。

健全な軟組織やエナメル質、象牙質には作用せずに、う蝕にのみ作用して溶かすことができるので、健康な歯質を削ることなく虫歯を治療することが可能です。

ドリルの使用は最小限に抑えられるため、ほとんどの処置を無麻酔、または麻酔の量を減らして行うことができます。

カリソルブ治療は神経まで達していない虫歯を対象としており、う蝕部分にカリソルブを塗布することで、う蝕組織にのみ薬剤が作用し、溶解、軟化します。専用のインスツルメントで溶かした組織を取り除いたら、詰め物をして治療は終了です。

う蝕以外の健康な歯質はアミノ酸によって保護されるため、神経に触れずに歯を守ることができます。

再発リスクを最小限に抑える

通常の虫歯治療では、すべての虫歯部分を削りきらずに金属や樹脂でふたをしてしまうことがあります。その場合、歯の奥に残った虫歯菌が再び増殖し、虫歯が再発してしまうことがあるのです。

しかし、カリソルブはう蝕に反応し治療するので、虫歯部分を残すことなく除去することができ、再発するリスクを最小限に抑えます。