歯無しのはなし13

Column

歯無しのはなし13|さいたま市北浦和駅の歯周病専門医がいる歯科・歯医者|よしの歯科クリニック

『予防が大切 インプラント周囲炎』こんな記事が先日、朝刊に掲載されました。その内容は、抜けた歯の代わりに、人工歯根をあごに埋める「インプラント」治療。しかし、天然の歯の歯周病と同じく、あごの骨が溶けるなどの症状が出る「インプラント周囲炎」が問題になっている。以前にコラムでも紹介しましたが、このインプラント周囲炎がスウェーデンだけでなく日本でも問題になっております。特に日本歯周病学会では、このインプラント周囲炎に警鐘を鳴らしております。意外かもしれませんが、通常欧米ではインプラント治療は、歯周病専門医が行います。そして、歯周病専門医習得のためのトレーニングコースのカリキュラムの中にインプラント治療学が組み込まれているのです。
東京医科歯科大学 歯周病学分野 名誉教授 和泉雄一先生によれば、「以前はインプラント治療は一回入れてしまえば、永久的に持つ夢の治療と考えられていたんです」。ところが、天然歯と同じようにインプラントの歯茎からはれやうみが出る症状が見られるようになったそうです。
日本歯周病学会の調べでは、インプラント治療から3年以上たった調査した患者様のうち約1割でインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)、約3割がその前段階のインプラント周囲粘膜炎になっていたそうです。但し、この数字は歯周病専門医が診ていて、良いケアを受けている患者様の調査なので、実際にはもっと多くの患者様がこれらの疾患になってしまっている事が想定されます。
そして、インプラントの場合は、症状が悪くなるのが早いのが特徴です。
さらに、こんのように述べられていました。『インプラント周囲炎が増えたのは治療の基本が守られていないのが大きな原因である。』
この周囲炎を防ぐポイントも記載されていました。1) インプラントを入れる前に、歯周病を完全に治す。2) 治療後は、2-3ヶ月に一度、歯周病専門医などによる専門的なメインテナンスを受けること。

歯周病もインプラント治療も歯周病専門医にご相談されてはいかがでしょうか。

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